親の着物を整理すると、喪服が何枚も出てくることがあります。先に結論を書くと、喪服は多くの買取業者で値段がつきにくい着物です。バイセルも、買取が難しい着物の一覧に喪服を入れています。このページでは、その理由として公式に書かれていることと、手放し方を整理します。
このページの要点
- バイセルの「買取が難しい着物」に喪服が入っている(未使用などで値段が付く場合もあり)
- 喪服だけで出すより、ほかの着物・帯とまとめて査定に出し、引き取りを相談する
- 値段がつかなかった喪服は、自治体のルールに沿った処分や寄付も選べる
【結論】喪服はほかの着物とまとめて査定に出し、値段がつかない分の引き取りを相談する
喪服単体で値段を期待するより、「まとめて手放す」ための査定と考えるとがっかりしにくくなります。
バイセルのよくある質問では、喪服は袈裟・襦袢・浴衣などと並んで「一部を除き、買取が難しい場合がございます」とされています。ただし「未使用や丈の長さなど状態によってはお値段を付けられる場合もございます」とも書かれています。
また、値段がつきにくい着物でも、帯や和装小物などほかの品物と「まとめて査定・お引き取りすることが可能」としています。喪服はほかの着物と一緒に出し、査定の結果を聞いてから手放し方を決めるのが無理のない順番です。
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喪服が買取の難しい着物に入っている理由

バイセルは、喪服が買取しにくい理由を直接は説明していません。ただ、金額を決めるときに見る点として「種類」「素材(正絹かどうか)」「加工(染め・刺繍の有無)」を挙げ、中古市場の需要が高いのは訪問着や振袖などだと書いています。
そのうえで、家紋については「紋が入っていても買取可能」としつつ、「喪服やウールなどバイセルが定める『買取不可品』に該当していた場合は買取できない場合もございます」と書いています。家紋入りだから断られるのではなく、喪服という種類が買取不可品にあたる、という整理です。
喪服の手放し方
番号は、お金を受け取れる可能性がある順に並べています。
| # | 方法 | 喪服での注意 |
|---|---|---|
| 1 | ほかの着物とまとめて買取(バイセル) | 喪服は買取が難しい物に入る。未使用などは値段が付く場合あり。値段がつかない物もまとめて引き取れる場合がある |
| 2 | 自治体のごみ回収 | 分け方は自治体ごとに違う。「布類」として出す自治体もある |
| 3 | 不用品回収業者 | 箪笥なども一緒だと追加料金になる場合がある |
| 4 | 寄付(NPO・市民団体) | 送料や寄付金がかかる場合がある。受け付ける着物は団体ごとに違う |
2〜4番の説明はバイセルのコラムをもとにしています。詳しくは着物を無料で引き取ってもらうには?にまとめました。
査定に出す前に確かめること
喪服を査定に出す前の4つの確認
- 喪服以外の着物・帯を一緒に出す(訪問着・振袖・紬などは値段がつく可能性がある)
- 未使用の喪服は、未使用であることを伝える
- 証紙や落款がある着物は、証紙も一緒に出す
- 宅配で送る場合、売らなかった物の返送は着払い(お客様負担)
和装の喪服の買取相場(公開されている目安)
「喪服の着物の買取相場はいくら?」への答えとして、おたからやが喪服のコラムで相場の目安を公開しています。
| 喪服の種類 | 買取相場(おたからやの記載) | おたからやの説明 |
|---|---|---|
| 和装喪服(正絹・高級品) | 1,000円〜2,000円 | 購入時に数万円した品でも低価格になりやすい |
| 和装喪服(家紋入り) | 0円〜1,000円 | 通紋以外は再販が難しく査定が厳しい |
おたからやは、和装の喪服は着用者が減っていて市場での流通が少なく、買取価格も低めになると説明しています。家紋入りは、誰でも着られる「通紋」を除いて査定が厳しくなるのが一般的とも書いています。
「着なくなった喪服はどうすればいい?」という場合は、ほかの着物とまとめて査定に出し、値段がつかない分は引き取りや処分の方法を選ぶのが、上に書いた流れです。
よくある質問
Q家紋入りの着物は売れますか?
バイセルは「証紙がなくても、紋が入っていても買取可能」と書いています。ただし喪服やウールなど、バイセルが定める買取不可品にあたる場合は買取できない場合があるとしています。
Q未使用の喪服ならどうですか?
バイセルは買取が難しい着物の一覧に喪服を入れたうえで、「未使用や丈の長さなど状態によってはお値段を付けられる場合もございます」と書いています。申し込むときに状態を伝えて確かめてください。
Q喪服の帯や小物だけでも見てもらえますか?
申し込むときに確かめてください。バイセルの一覧には「和装小物・和装品」も買取が難しい物として入っています。一方、着物買取のページでは和装小物も買取可能(一部不可あり)とされています。
Q喪服の着物の買取相場はいくらですか?
おたからやのコラムでは、和装喪服(正絹・高級品)が1,000円〜2,000円、家紋入りが0円〜1,000円とされています。
Q着なくなった喪服はどうすればいいですか?
ほかの着物とまとめて査定に出し、値段がつかない分は引き取りを相談するか、自治体のルールに沿った処分・寄付を選べます。
出典(2026年9月27日に確認。確認日が違うものは各項目に記載)
- おたからや「喪服は買取できる?」(コラム・喪服の買取相場)
- バイセル「よくある質問」
- バイセル「着物買取」(参考相場・買取実績・よくある質問)
- バイセル「着物の買取相場一覧表」(2025年11月時点の参考価格)
- バイセル「不要な着物は回収してもらえる?」(コラム)
- バイセル「宅配買取」
金額・条件は確認日時点のものです。申し込む前に公式ページで最新の内容を確かめてください。


